2021年3月14日 佐賀県唐津市高島漁港で五目釣り
天気:晴れ時々雨 潮名:大潮
満潮:10時30分 干潮:16時20分
今週で唐津市で最後の週末となるので、高島で釣りをしてきました。
朝6時に起きて、準備して朝7時にホテルを出ました。
船着場に着き、待っていると船員さんが船から出てきて、お金を払います。
以前は7時50分で日の出ぐらいでしたが、今は太陽がこんなに高く昇っていますね。
高島に着いて、最も釣果がいい場所で粘ることにしました。
今回はエサ釣り。
エサはサバの切り身やアサリを塩漬けにしてカチカチにしたエサを使います。
仕掛けは3本針の胴付き仕掛けです。
1投目はサバの切り身でスタートしました。
すると、すぐにグングン当たりがあります。
いや〜、今日はガンガン釣れるかも〜。
なんて思いながら合わせますが、なかなか乗りません。
ようやく竿が曲がる程の当たりがあり、合わせると〜
フグでした…。
それから、釣れるのはフグばっかりです。
う〜ん、大潮やし、潮が動くタイミングで他の魚が入って来るかなと、アサリに変えますが、今度はアサリの肝だけ食べられるだけで、フグすらも釣れなくなりました。
暇なので、アサリを切って長細くして、置き竿で待ちます。
その間に、柔らかい竿でマイクロジギングでもします。
が、何にも釣れません。
何となく、胴付き仕掛けを回収すると
トゲトゲのヒトデが釣れていました…。
いや〜、怖いヒトデです。
トゲは硬く、手に刺さるぐらいでした。
毒があったら嫌なので、プライヤーで針を外して海に帰ってもらいます。
それ以降、釣れるのはフグとトゲトゲヒトデだけでした。
フグ
大きなトゲトゲヒトデ
時計を見ると1時過ぎです。
なので、最後ということで、お休み処さんで豪華に高島定食を食べに行きました。
サザエのつぼ焼きや、刺身、脂が乗った焼き魚に味噌汁とご飯です。
お昼にしてはちょっと高くて、1500円もしますがめっちゃ美味しくてお腹もいっぱいになります。
週一ぐらいだったら全然ありです。
お昼を食べたら、すぐに釣りに戻ります。
が、午後からは何にも釣れません。
そう、フグすら釣れない…。
胴付き仕掛けの竿を股に挟んで、固定しながら、マイクロジグを交換していると、胴付き仕掛けの竿がグン!グン!グン!と曲がります。
急に何じゃい!?と思い、マイクロジギングの竿を置き、遅ばせながら合わせてリールを巻くと長細い魚が見えてきます。
エソかな?って思っていると何と大きなキスでした〜。
24cmもありましたね。
アサリで釣れました。
高島から出る船の最終便は17時。
なので、16時30分に釣りを止め、片付けて桟橋に向かうと船が来ていません。
あれ?船はまだかな?
なんて思っていると、船着き場に今週の運航情報が乗っていて、潮が引いているため、土曜日は15時運休、日曜日は17時運休となっています。
へぇ〜。
って思って見ながら、よく考えたら何と今日は日曜日です!!
ヤバい!もう、唐津に戻る船がない!
という事で海上タクシーという手もあるのでタクシー乗り場に向かうと、船がありません…。
いくら待っても船が来ません。
なので、海上タクシーをやってる渡船さんに電話してみると
「今日はもう潮が引いているから、出ませんよ〜」って…。
えっ?帰れないの?って思っていると、
「酒屋さんに行って、船を出して貰えないか聞いてみたら?」
って事で、酒屋さんに行きますが、やはり潮が引いているから船は出ないとのこと。
ガッカリしていると酒屋さんの前を通ったおじさんが潮が引いていても出せる船外機の船を持っている人に電話してくれて、何とか唐津に戻ることができました。
送ってくれたおじさんです。
酒屋さんでは不安になってる私におばちゃんが
「釣り好きなの?」
とか、
「今日は何か釣れた?」
とか話してくれて、気を紛らわしてくれました。
タバコを吸いながら電話をしてくれたおじちゃんはニコニコ笑いながら、
「もうすぐ来るけんな。」
って励ましてくれました。
船で送ってくれたおじちゃんは、お礼に船代を払おうとしたら、
「そんなんよかよか!じゃあ、気を付けてね!」
って言って帰って行かれました。
最後の週末は島民の方に迷惑を掛けてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、人の優しさと暖かさを感じた1日でした。
次は3月28日から4月10日まで愛媛県に出張です。