季節の釣り

釣果を中心とした趣味のブログ

2021年8月29日 愛媛県八幡浜市 大島でエギング

天気:晴れ 潮名:小潮

満潮:11時39分 干潮:17時19分

 

昨日の朝に大島でデカイカを見てからずっと悶々としていました。

なので、2日連続で大島に渡ることにしました。

f:id:kimura-hiroki:20210829173313j:image朝は曇ってて、ちょっと寒いぐらいでした。

これだと今日は気持ち良く釣りができそうと思っていましたが島に着くと、徐々に晴れて来ます。

f:id:kimura-hiroki:20210829173445j:imageにしても、のどかでいい島です。

昨日、デカイカを見た場所に着くとガンガンに晴れてきて、汗が吹き出て来ます。

f:id:kimura-hiroki:20210829173702j:image今日も暑くなりそうです。

とりあえず、昨日、デカイカを探しますが、見たりません。

あ、そっかぁ、連日、出て来てくれるとは限らないか…っと今更ながら、当たり前の事に気付いてしまいました。

けど、出てくるかもしれませんし、見えない所にいるかもしれません。

 

気を取り直して、エサとなるアジをサビキで狙います。

ここのアジのサイズは泳がせ釣りに向かないぐらい大きくて、逃がすのも悔しいので、釣れたらスカリに入れて活かしておきます。

メインはアオリイカなのでアジの写真は撮ってません。

結構、アジが溜まって来たので、泳がせ釣りの準備をして、何とか泳がせに使えそうな小さめのアジを付けて泳がしておきます。

 

そして、ようやくメインのエギングスタートです。

最初に使うエギはヤマシタから新しく発売されたネオンブライトのブルブルマンボーの2.5号。

この色は青色に光るらしく晴れて透明度の高い場所で力を発揮するそうです。f:id:kimura-hiroki:20210829174948j:image正しくこの場所で使えそうですね。

50メートル程投げて、6秒程待ち、底は取らずに軽く3回しゃくります。

こうすることで、エギが着水してからあまり沈まずにぴょんぴょんと跳ねた後、ゆっくり長い時間、沈下します。

何となくアピール力が高い気がして、自己流ですけど、活性の高い時はよく釣れる気がします。

その後は10秒程待って、2回、ピッピって感じで細かくしゃくります。

すると、一投目でアオリイカが2杯も追いかけて来ました。

足元まで追いかけて来たので、アオリイカを見ながらちょんちょんやりますが釣れず、そのうちにエギに飽きたのかどこかへ行ってしまいました。

すると、すぐに違うアオリイカ3杯が入れ替わってエギを狙ってきます。

一瞬、触手を伸ばして、触って来るんですが、抱くまでには至りません。

抱いて、持って行ってもカンナに掛かる程しっかり抱いていないので、合わせてもすぐに離してしまいます。

う〜んと悩みながら、もう違う色のエギにしようとリールを巻いたら…


f:id:kimura-hiroki:20210829175622j:image見ていない間に小さいアオリイカが抱いていました。

f:id:kimura-hiroki:20210829175643j:image2.5号のエギを含めて50gだったので、イカは40gですね。

写真を撮ってすぐに逃がしました。

ここから長い戦いが始まります。

全然釣れないし、途中からイカも見えなくなりました。

仕方ないので、泳がせのアジを新しいアジに交換したり、泳がせで使えそうなアジを釣ったりしました。

 

お昼ご飯を食べていると、大きな漁船がボンボンボンボンと音を立てて漁港に入って来ました。

えぇ〜!?ここは使われていない港だと思ったのになぁって思っていたら、船から子供たちがたくさん出てきて、その後、保護者の方も数名出て来ました。

臨海学校でしょうかね。

子供たちは既に水着を着ていて、漁船から港に降りたら、そのまま海に飛び込んでいました。

確かにこの方法だと不特定多数の人に出会うことなく、海に入って帰れます。

誰もいない場所で海水浴をするつもりだったのに、私がいたのでビックリされたかもしれません。

保護者の方がバーベキューを始めたので、いいサイズのアジでもプレゼントするかと、アジ釣り再開です。

すると、子供たちが何か釣れますか〜?って言ってきたので、アジが釣れるよ〜っとスカリいっぱいのアジを見せて、欲しかったらあげるよ〜っと全てあげました。

 

朝から全然釣れていないので、そろそろ本気ででエギング再開します。

デカイカどころか小さいのもいません…。

困りました。

すると、岩陰からアオリイカが飛び出して来ました〜。

抱いて〜って祈っていると


f:id:kimura-hiroki:20210829181032j:image何とか抱いてくれました。


f:id:kimura-hiroki:20210829181050j:image重さを測ると95g。

3号のエギを使っていたので、イカは80gぐらいでした。

まぁ、これもリリースですね。

 

この後、頑張りますがなかなか釣れず、そろそろ帰る準備をするかぁ、と思っていたら今日1番のサイズのイカが追いかけて来ています!!

これは取りたいと慎重に慎重にエギをちょんちょんして、フリーフォールすると〜


f:id:kimura-hiroki:20210829181331j:image釣れました〜。

1人で喜んでいると、子供たちが走って見に来ました。

子供たちが「何キロあるの〜?」とか「これは何イカ?」とかはしゃいでいます。

私が「欲しい?」って聞くと笑いながら「いや、もう、いいよ」やって。

子供は可愛いですね。

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重さは205gだったので190gのアオリイカです。

これは持って帰るか〜とキープしました。

そうするうちに子供たちが漁船に乗って帰って行きました。

 

私もそろそろ帰りの時間なので片付けをして、イカを捌いていると、自称離島マニアの旅人がニコニコしながら話しかけて来ました。

実はこの旅人さん、子供たちとほぼ同じぐらいのタイミングでニコニコしながら釣り場に来て、少し話をしていました。

その後、島を散策すると言って、どこかに行って、帰ってきたところなのです。

そろそろ八幡浜に帰る時間ですね〜。とか言ってると、旅人さんは島に残ると言います。

「宿泊施設がないよ?どうするの?」って聞くと、島に野営するって…。

しかも、テントは張らずに銀マットの上に寝袋だけで寝るって言ってました。

まぁまぁ本気でヤバい人に出会ってしました。

けど、私、そういうヤバい人、大好きです。

 

旅人さんに捌きたてのイカを夕飯にでも食べてとあげました。

そして、2人で話しながら徒歩で船着き場の自動販売機に行き、飲み物を飲みながら出港まで話をしていました。

気が付くと船が来てて、船員さんが陸に上がってタバコを吸っていたので、そろそろ出港かと近づいて行くと、船員さんが「イカ釣れました〜?」って聞いて来ます。

「いや〜、今日はデカイカに出会えませんでした。」って言うと、その場にいたみんなで笑ってくれました。

そして、旅人さんといつかどこかで再開することを約束し、私は船に乗船しました。

旅人さんと話をしていると、旅人さんはバイクで見たい景色を見に行って、やりたことをやってるそうです。

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帰りの船で私は旅人の自由な人生観に触れ、少し忘れてた冒険心を思い出しました。

もう、私は冒険できないので、何となく心に穴が空いたような羨ましさを感じて八幡浜に戻りました。

 

本日の釣果

アオリイカ 3杯

アジ たくさん

 

来週も行けたらリベンジしてきます!!