2021年9月5日 愛媛県八幡浜市 向灘でサビキで五目釣り!
天気:曇 潮名:大潮
満潮:6時19分 干潮:12時50分
今日は大島から帰る船が昼で終わるということなので、向灘に歩いて向かいます。八幡浜はトロール船が有名で9月からこの船で漁に出るそうです。道中の水産会社には大漁を祈願する大漁旗も出ていました。
昨日、大島から帰りの船から向灘を見てると、まさかのナブラが出来ていたのでもしかしたら、いいサイズの魚が釣れるのではと期待が膨らみます。とりあえず、いつも釣れている場所が空いていたのでそこでサビキ釣りからスタートです。
今日はアジが数匹釣って、それでのませ釣りをやる計画ですが、なかなか釣れません。
何となく大島が恋しくなります。
今日は大潮なので期待が持てるんですけどね。
タナを変えても、サビキ針にエサを付けても何も釣れません。
う〜ん、困ったな〜っと思っていると地元のおっちゃんが話し掛けて来ました。
このおっちゃん達は8月に話をしていた人でアジは夕方以降に釣れるとのことでした。
「もっと向こうの深場やったら可能性はあるよ」とのことなので、おっちゃん達と深場に移動することにします。奥の角がさっき釣りしていたところで、底まで大体7mから8m。
今、いる場所はウキ下を15mぐらいにして底に着きません。
とりあえず、足元にサビキを落とすとサンバソウ?やチャリコが釣れます。
おっちゃん達と話をしながら釣りをしていたので、恥ずかしくて写真は撮りませんでしたが、ベラ、スズメダイ、ネンブツダイも釣れました。
小さい魚ばかりで五目達成しました〜。
おっちゃん達がお昼を食べに家に帰られたので、私もお昼を食べることに。
そろそろ帰任日も近づいて来たので、非常食用に買っておいたのカップうどんを持ってきました。
お湯はメスティンと固形燃料で沸かす予定なのですが、何とお箸を忘れてる…。
これは久々にピンチです。
お腹は空いているので、サバイバル術の1つであるインスタント麺を常温の水で食べる方法を採用しました。
水を入れ、約30分待って、開封用意、開封〜冷やし餅うどんの完成です。
水なので餅はカチカチでしたが、その他は普通の冷やしうどんになっていました。
きつねうどんとかやったら、大丈夫やったかもです。
午後からはタナを上げたり下げたりして、探ってみますが、全然ダメです。
本当にたまにですがウマヅラハギやカワハギが釣れました。
この後はエサも取られなくなり、ちょっと真剣に対策を考えようとしてたら、今度は6月に知り合ったおっちゃん2人がニコニコしながら 「釣れるか〜?」と話し掛けて来ました。
私が「今日は特に厳しいですねぇ〜」と返すと、「最近はあんまり釣れてないんよ〜」と状況を教えてもらいました。
私は最近、大島に通ってたので釣れない状況を忘れていましたね。
そのまま、数時間話をしていると、タコ釣りの方が入ってきて、もう、サビキは足元に垂らしておくだけになりました。
おっちゃん達が帰ったのは16時過ぎ。
サビキを回収しようとしたら、魚が掛かっていて、ドラグがぐい〜んって出ます。
びっくりしてドラグを閉めましたが、ちょっと対応が遅く根に潜られてしまいました…。
色々な方向から糸を張ったり、緩めたりしましたが、全然取れず、最後は岸壁に着いている貝殻でラインブレイクして、本日のサビキは終了です。
もう、仕掛けはないので、夜までエギングでもするかぁ〜と、道具を片付けて、エギングセットに変更して、イカのポイントに移動しますが、イカのチェイスもなければ周りの人も釣れていません。
イカも釣れないかぁ〜と思っていると、根がかりして、お気に入りのエギも無くし、雨も降って来ました。
ここで心が折れたので納竿です。
帰り支度をしていると朝に話し掛けて来たおっちゃん達が帰って来てて、おっちゃんが「もう帰るんか?」と聞いてこられました。
私は「歩いてホテルまで帰るので30分以上は掛かるんですよ〜。なので、雨が弱い間に帰りろうと思います」と言うと、「車でホテルまで送ってやるからこっち来いよ〜」と大変ありがたいお言葉を頂きました。
その後、すぐに雨は止んで、ダラダラと1時間ぐらいおっちゃん達と話をしていました。
時計を見ると時間は18時40分ぐらい。
あまりアジも釣れて無いようで、周りもどんどん帰っていきます。
おっちゃん達も「今日はもう帰るか」と言うことで、車でホテルまで送ってもらいました。
いや〜、八幡浜の人達は優しい人が多いです。本当にいい街で、来る度にまた来たいと思いますね。
では、今日の釣果
ベラ 5匹
カワハギ 3匹
チャリコ 10匹
スズメダイ 1匹
ウマヅラハギ 2匹
ネンブツダイ 1匹
来週は八幡浜最後の週末になるので、土曜日は大島に行くのと、日曜日は向灘に行く予定です。
京都に戻ったら友人と小浜で秋イカ釣りに行ってきますね〜。